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優しくしないで

第13章 夕暮れの彼女



静ちゃんの顔は…




無表情で……





言ってる事がちぐはぐで…





発言一つ一つが…



怖かった…







『…留美ちゃんが…太一を好きだと思ったから…



奪うつもりで…告白したし…付き合った…』

















目の前…いや…




足の下から…闇が襲って来る感覚に近い目眩がした…






奪う…つもり……?




あの時、笑顔で…


ハニカミながら…


顔を赤くして…





太一に告白…した…





その理由が……奪うため?






理解出来なかった…





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