テキストサイズ

優しくしないで

第18章 …繰り返す



『……暖かい…』




「留美ちゃん…も…」





背中に…仁さんの温もり…



もう……寒くはなかった…




もう……寂しくなかった…






もう……気持ち悪くなかった…







もう………泣いていなかった…







「え……っと……

……この状況にした自分で言うのはアレなんだけど……


高ぶりそうなので…離れていいかな…?


それとも……キスしていい?」






『……キスは…ちょっと…』





私たちは…苦笑いしながら…放れた…





振り返ると…

仁さんの顔が…赤かった…






多分…私も…赤い…







ストーリーメニュー

TOPTOPへ