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初美「じゃあまた、何かあったらすぐに
連絡してね」

希「ありがとう、気をつけてね」

初美「ありがとう」

希「…」


初美と別れた希は
気持ちが変わらない内に
知哉の携帯に連絡しその日の夕方、早速
会う事にした



希「…」

知哉「希ちゃん」

希「…すいません、急に呼び出したりし
て」

知哉「気にしないで、俺も連絡しようと
思ってたから」

希「…」

知哉「母の事ごめんね、でも大丈夫だよ
俺が何とかするから」

希「いいんです」

知哉「いいって…何がいいの？」

希「今は…受験に専念しようかと思って
だから」

知哉「会う気はないって事」

希「違います！！そうじゃなくて…今は
その時じゃないと思って」

知哉「そんな事言ってると光明と会うの
難しくなるよ」

希「わかってます、でも先生に会う時は
胸を張って笑顔で会いたいんです、だか
ら…」

知哉「…わかった」

希「…」