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私はあなたを許さない

第11章 「お前…もしかして…」



それは
突然彼から言われた
一年生の時、すれ違う程度に会ってはい
たが
突然告白されるほど
親しいわけでも想われてるわけでもない
それなのに
何故?


哲男「返事は」

希「えっ?」

哲男「だから返事、俺と付き合うのか、
付き合わないのか」

希「そんなの決まって」

女子「哲男!!」

哲男「チッ…もう来やがったか…」

希「何」

哲男「こっち来い!!」

希「えっ?」

女子「哲男、やっと見つけ…!!」

哲男「悪いけど、今彼女と取り込み中だ
から」

希「ちょっ…」


必死に抵抗するも
哲男は彼女に見せつけるように希を抱き
しめ
髪を撫でたり
腰に手を回すなど
哲男の行動はまるで恋人に接するかのよ
うに
エスカレートしていった


希「(小声)ちょっと…いい加減」

哲男「少し黙ってろ」


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