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光明「なるべく早く帰るから」

希「うん」

光明「戸締まりと火の元には気をつけて
あと…」

希「わかったから、ほらっ早くしないと
遅刻するよ」

光明「…じゃあ…行ってきます」

希「いってらっしゃい」


夕方７時
彼女に見送られながら
容子さんが待つ待ち合わせ場所へ向かっ
た
本当はもっと早く出たかったが
ディナーは８時からと言われ仕方なく
この時間になった


希「…はぁ」


光明が出て行き
広い部屋に一人になった希
無音に耐えられずテレビをつけたまま
宿題をし
食事を済ませた希
一人で食事するのは久しぶりで
茶碗によそったご飯、その半分も食べら
れなかった


希「…ごちそうさまでした」