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secretroom~秘密のひととき~

第2章 憂×S

~次の日~
…私はバカだ…
普通、知らない人のハンカチなんか
うけとらないだろ…
返さなきゃ。
そう思いながら、昨日あの人とあった場所へ向かう。
昼だからさすがにどこもにぎやかだ。
しかしそんな中で静か過ぎる建物がある。その建物には、ドアも窓もない。
しかし脇の方に階段が地下へと続いていた。
気になる…
そう思って建物に近づいたその時、
 「何かウチに用でしょうか?」
ビックリして振り向くとそこには、



















昨日の人が。
憂「あっ、昨日はどうも」
?「どうも!で何か用ですか?」
憂「いえ、ハンカチを返しに来ただけなので、、」
?「えっ!?その為だけに来てくれたの?」
憂「一応気がすまないんで…」
?「ありがとう。じゃあお礼に…」
と言って私の手を握った。
?「暖まっていって?」
そう言うとハンカチさんは、私の手を取ったまま階段を降りていった。

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