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甘すぎて気絶

第6章 オオカミさんとウサギちゃん




「何回言ったら分かるのかな〜毎回毎回おんなじこと言わせないで欲しいんだよね〜
まいったな〜今日も二人で残業かな〜?しかたないよね〜」



「すみません‥!
すぐに直してきます‥」


オジサン毎日困っちゃうな〜
なんて思ってもない言葉を並べながら
下品にニヤつく課長


と、怒られてるわたし


しずしずと回れ右をして
自分のデスクへ戻る


この光景は毎日のことで
もはや誰も助けてくれない



うなだれながらスリープ状態のパソコンを起動させたところで
同期の柚葉が声をかけてきた



「課長も毎日毎日飽きないね〜。ニヤニヤニヤニヤ気持ち悪いわ‥
セクハラ上司で訴えちゃえ」



「うん‥でも仕事できないあたしがわるいから‥」



毎日のこととはいえ
自分の仕事の出来なさに呆れる


あたしが勤務する庶務課は
あたし以外の全員が事務系の資格を持っている


なかなかの大企業であるこの会社は
パソコンが出来なければまともに仕事なんて務まらないのだけれど
パソコンがだめだめなあたしが何故かここにいる。


しかも、今年でもう2年目になるからびっくり。


22にもなって毎日怒られるってどうなのかな



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