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体で愛して!

第7章 鋭い瞳で



目が覚めた時にはレイの姿がなかった。
私はレイを探すため、レイの気に入っている公園に足を運んだ。

「ここにも…いないか…。」

公園の草むらから、
レイのによく似た尻尾が出ていた。

「みーつけたっ!」

…??

「レイ…?」

私の目の先には、眠ったように横たわるレイの姿。

「やだ…!!なんで…!!!」

抱き寄せるとまだ温かい。
呼吸はすでに止まっている。

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