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5つの小さな恋の唄

第2章 『じゃなくて』主演*相葉雅紀*

また今日も、君が会話の主導権を握る。

「雅紀はさ、どんな子がタイプ?」

「うーん、ひとりいるよ」

気づいてほしくて、敢えて焦らしてみる。

「家庭的だし、きっと絶対惚れちゃうよ♪」

「ね、もしかして、すきな人いる…?」

きたきた。
答えようとした隙に…

「ていうかさ〜、何で雅紀には彼女できないわけ?」

『じゃなくてっ!!』

僕に彼女ができないのは
君のせいだよ、絢夏。

そろそろ気づいてくんないかな…?汗

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