
ふたりのち晴れ
第14章 巧―好きなんだけど
巧
俺は
楠木に思わずキスをした。
ダメだと分かっていたが
今までの気持ちがこみ上げた。
楠『ん…。たっ、巧くん!熱がうつっちゃうよ!』
そうだ こいつ熱出してんだ。
病人になにしてんだ。
俺は、 はやる気持ちを押さえ込み唇を離す。
巧『…ごめん。』
楠『あっ…謝らないで!熱がうつらないようにうがいしなきゃね!』
俺は、口をゆすいできて 楠木の部屋に戻る。
椅子に腰をおろし、俺は一旦落ち着く。
楠『…なんでキスしたの?』
巧『…!?』
せっかく忘れようとしてたのに
ちょっとKYなのが
長所なのか短所なのか…
楠『……ちょっと嬉しかった…』
巧『え?』
楠『……』
巧『嬉しかった?』
楠『…………うん』
巧『気持ち悪くなかった?』
楠『……………うん』
巧『…………………俺、お前の事すきなんだけど…俺だけ?』
楠『…ううん………………』
巧『え?』
楠『………僕も…………………………
………好き』
俺は
楠木に思わずキスをした。
ダメだと分かっていたが
今までの気持ちがこみ上げた。
楠『ん…。たっ、巧くん!熱がうつっちゃうよ!』
そうだ こいつ熱出してんだ。
病人になにしてんだ。
俺は、 はやる気持ちを押さえ込み唇を離す。
巧『…ごめん。』
楠『あっ…謝らないで!熱がうつらないようにうがいしなきゃね!』
俺は、口をゆすいできて 楠木の部屋に戻る。
椅子に腰をおろし、俺は一旦落ち着く。
楠『…なんでキスしたの?』
巧『…!?』
せっかく忘れようとしてたのに
ちょっとKYなのが
長所なのか短所なのか…
楠『……ちょっと嬉しかった…』
巧『え?』
楠『……』
巧『嬉しかった?』
楠『…………うん』
巧『気持ち悪くなかった?』
楠『……………うん』
巧『…………………俺、お前の事すきなんだけど…俺だけ?』
楠『…ううん………………』
巧『え?』
楠『………僕も…………………………
………好き』
