
ふたりのち晴れ
第16章 楠木―一緒寝よう
僕は
自分の高鳴るアレを握りしめる。
楠『たっ…巧くん………見ないでね……』
そう言って巧くんが違う方に向いたのを確認して、
ゆっくりと上下に手を動かす。
楠『…ふぁ…ふぁ………はぁっ…』
早くイッてしまって落ち着きたい。
僕は上下にする速さを速めた。
どんどん速めていく。
楠『………っひゃぁっ』
僕はすぐに白濁の欲望の塊を吐き出す。
楠『…はぁ…はぁ…』
なんで?イッたはずなのに
アレの熱が収まらない…
むしろ さっきより大きくなって…。
巧『ひとりじゃイケないのかよ。』
楠『たっ…巧くん…。見ないでって言ったのにっ』
僕が ソレを見てどうしようか迷っていると…
巧くんのアソコも見てしまった…
楠『たっ…巧くんも勃ってる…』
巧『好きな奴が隣でヤッてたら勃つだろ』
楠『ごっ…ごめん…。僕のせいで…』
巧『いいよ、トイレ行って自分で処理してくる』
楠『まっ…待って!僕に手伝わせて…』
巧『は?』
楠『それと…』
巧『?』
楠『自分だけじゃできないの…。てっ…手伝ってほしいの…』
