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ふたりのち晴れ

第2章 -2章- 友達になる?


―下校中―


学校1日目で 2ヶ月ぐらいの体力をつかったかんじだ。
疲れた…腹がへった。

俺は近くのファミレスに、立ち寄った。

一番近くの席に着き、親に 晩飯はいらない とメールを送る。
メニューをひらき、ボーっとしていると、
ウェイトレスが
水などを持ってきた。
ウェ『ご注文がお決まりでしたら、お伺いします』

巧『…んじゃ、これと、これと……って、お前…』

俺はウェイトレスの顔を見た瞬間 身に覚えのある感覚を感じた。

そこにいたのは、楠木だった。


楠『あっ…!?えっと…加藤巧くんだっけ?』

巧『(こくん)』

楠『よかったぁー!今名前覚え途中だから あやふやだったけど 安心したー』

巧『ここでバイトしてんの?』

楠『うん!!家が近くなんだ!〇〇区でさぁ』

巧『んじゃ、おれも一緒だわ』

楠『ほんとに!?嬉しい!ここらへん学校の子少なくて…』

巧『そうだな』

楠『よくここ来るの?』

巧『たまにだけどな』

楠『そうなんだ!僕、基本ここにいるから来てくれると嬉しい!』

巧『暇だったらな。てか、友達に来いって言えばいいじゃねぇか』

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