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ふたりのち晴れ

第2章 -2章- 友達になる?



楠『…僕、友達いないから…』

あんなに学校で群れつくるくせに友達いないわけないだろ。
こういうときは、なんて言うんだ?とりあえず…

巧『…俺でよかったら友達になるけど…』

楠木の顔がパァッと明るくなる。楠木はコクコクと頷き、笑顔になった。

こいつの笑顔見る度に なにか違和感を覚えた俺は、楠木の笑顔は苦手だなーと思った。

注文を受けて厨房へ帰る楠木の後ろ姿を見る。





身長は普通で すらーっと細い手足、さらさらとした茶色混じりの髪の毛、それになんといっても顔が綺麗…

女みてぇ だな…。

つか、なにみてんだ俺。
変態か。変態紳士か。(紳士は余計だったな)

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