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女体化エッチ

第6章 入学

「よ~し、じゃあテストやるぞ~」


「「「え~~~⁈」」」


入学式が終わり教室に戻った途端教師から発せられた言葉に騒然とするクラスメート


「テストって言っても成績には関係ない。入学時の生徒の…ホラ、なんか色々あるんだよ、面倒なのが」


全く説明になっていないがテスト用紙を配り始める渡辺先生


「う~…なんで入学初日からテストがあるのー?」


弥生も他の生徒と同じく文句を言っていたが渋々回ってきた用紙を受け取る


「よ~し、じゃあ始め~」


やる気のない号令がかかると、担任のそれが伝染したかのようなやる気のない動きでペンを取る生徒達


(あ、これなら簡単かも)


内容自体は中学時代の、それも基礎の復習程度なので問題ない


保健室登校だったが先生が丁寧に教えてくれたので勉強はそれほど嫌いではなかった


試験問題を手に入れるために教師に抱かれたこともあったが、それもセックスするための口実作りでしかなく結局は自力で勉強して試験に臨んだ


(よし!)


早々に解き終えて視界の端で周りを見渡す
直之は坊主頭をボリボリと掻きながら悩んでいる
他にも鉛筆を転がす者、全くペンが動かない者等様々だ


瑠花の方を見ると机に突っ伏して眠っていた


(瑠花ちゃん、もう終わったのかな…?)


内心そうではないだろうと思いつつ、そんな風に周りを眺めていると終了の時間になった


「集めたか~?よ~しじゃあ次はこのアンケートにーー」


「「「え~~~⁈」」」


すぐに帰れると思っていた生徒達は次々と出される用紙に渋々記入していった

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