女体化エッチ
第8章 身体測定
「じゃあ着替えて保健室行け〜。女子は第二の方だから間違えるなよ〜」
HRの後、やる気のない声に促されるように動き出す教室
「着替え…更衣室…だよね…?」
当然ながら女子更衣室など入ったことなどあるはずも無く、今や自分も女の子の身体とはいえ緊張してしまう
「まぁ、行くしかないか…」
意を決して更衣室の扉を開ける
(あ…思ったほどでも…)
下着姿の女の子がひしめく男であれば誰もが目にしたいような光景を想像していたが皆上手く隠しながら着替えている
「わ〜、ちーちゃん胸大っきいねぇ〜触ってもいい〜?」
(わあああああああ!!)
そんなことをお構い無しの人物がクラスメートの胸を遠慮無く揉みしだいていた
しかも下着姿で
「近づかないでおこう…」
犠牲になった子には申し訳ないが瑠花に目を付けられる前に部屋の隅で手早く着替えを済ませた
(う〜…やっぱり恥ずかしい…)
第二保健室で並びながら慣れないブルマーに脚をモジモジさせる
ショーツ1枚分の面積しか無い着衣の裾を引っ張ったり体操着を下に引っ張ってみたりと無駄な努力をしてみる
(でも保健室って…思い出しちゃうな、先生のこと…)
イジメられていた自分を優しく受け入れ、慰めてくれた中学時代の養護教論
勉強も快楽も丁寧に教えてくれた
(先生…どう思うかな…僕が女の子になっちゃったって知ったら…?あ、なんか変な気分に…//)
1人思い出に浸っていると名前を呼ばれる
「さ〜弥生っち、お待ちかねだよ〜♪」
気を取り直しカーテン1枚隔てたスペースに入るとお馴染みの器具と瑠花1人
「あれ、瑠花ちゃんだけ?」
「先生は男子の方様子見にいってるよ。思わぬチャンス到来♪みたいな?」
「いやいやこっちの話。それより2人っきりだよ、弥生っち♡」
(不安……)
「じゃーまずは身長からね〜。16…7、と」
(わ、5cmも高い)
男の子だった時よりも高いとは思っていたが想像以上だった
「は〜い次体重は…えーっと」
「い、いちいち声にだして言わなくて良いから…」
元は男なのだからさほど体重を気にしているわけでは無いが、自分の身体の事を改まって言われるとどこか気恥ずかしい