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女体化エッチ

第2章 変化

ようやく自分の身に起きたことを理解する


「なにこれ?夢…?……あいたっ」


半信半疑で頬をつねると鈍い痛み
どうやら本当に女の子になってしまったらしい、しかも…


「綺麗な人…」


およそ自分の姿を鏡で見ながら口にする言葉ではないことを口走る


触れるとするりと手から滑り落ちる滑らかな長髪、端正に整った顔立ち、豊かな胸、背は男だった時よりも高いだろう、女性特有の身体のラインを引き立てている


「本当に女の子になっちゃった…どうしよう…」


昔からの願いではあってもいざいきなり違う性別になっても戸惑うばかり
何をしようか迷っているとふと例の制服が目に入る


「……よし」


洗面所へ行き顔にかかる髪を苦労してまとめて洗顔をすませる


髪を丁寧に梳かしながら化粧台はおろか化粧品もほとんど部屋に無いことに気が付く


(まぁこのままでも充分可愛いんだけどちゃんとお化粧もしたかったな…)


実は女物の制服を着るのも化粧をするのも初めてではない
何人もの男と身体を重ねていれば様々な嗜好の男に出会う
中でも女装なんていうのはオーソドックスなものだった

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