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雨の人

第10章 嫉妬

「ベット、行こうか…ゆき」



「やだ。」



「…え?!」



「ベットは…いやなの…」



「なんで?」






「…香水の

においがするから…


……ここで…」




そうか、そうだったのか

香水が…

だからシャワー…



あ、いや、それより

こ、ここで~?!!



ゆきが、こんなこと言ったのは

はじめてだ



ゆきの気が
変わらないうちに~!!!


俺は、もう
ゆきに返事もしないで

ゆきが息できないくらいの
キスをした



ゆきが、俺にしがみつく




気持ちよくて
俺の脳みそが
とけそうだ




すると
ゆきが、キスの合間に
つぶやいた








「んっ……


か、川村さん…




カーテン……閉めて…」








あ(笑)



やっぱり明るいのダメ?






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