雨の人
第2章 元彼への想い
川村さんから、
電話はかかって来なかった…。
そして
私は
ゆうまに会うことにした
理由は…
会いたかったから。
それだけ。
…………
あんなに迷っていたのに
約束のお店の駐車場に
ゆうまの車を見つけた私は
会いたい気持ちを
抑えきれず
急いでお店に
駆け込んでいた
「ゆうま、ごめんね、待った?」
「ゆき、俺も来たところだよ。
来てくれてありがと。
こっち、座って。」
「うん」
ゆうまは、カウンター席に
座って待っていた。
私を右隣に座らせて
料理の注文をすませる。
「ゆき、綺麗になったね。
ホントに彼氏いないの?」
「え?変わってなんかないよ。
それに…彼もホントにいない。」
「そうか…。
俺、バカだったな~
やっぱり
ゆきがいいよ。
ゆき、ごめんな。
俺、ゆき泣かせるような事して…
後悔してんだ。
ホントにごめん、ごめんなさい。」
「やだ、ゆうま、頭上げて
もう、怒ってないから
分かったから。」
「ホント?許してくれるの?
ゆき、ありがとう。
やっぱりゆきは、優しいな。
あ~…
俺、ゆきと居ると
落ち着くな~
自分らしくいられるっていうか…。
まぁ、とりあえず食べようよ
ゆき、これ好きだったろ?」
「うん、大好き。
ゆうま…覚えててくれたんだ。
うれしいな。」
「ゆきのことは
全部覚えてるよ
好きなものも嫌いなものも全部。
ゆき、ドライブ好きだったろ?
ここ出たら、ドライブ行かないか?
時間ある?」
「えっと…どうしようかな…」
「行こうよ、ドライブ
俺、ゆきとどこか行きたい!
な~行こうよ~ゆき~」
ゆうまは、私の肩に手をまわし
軽く抱き寄せながら
何度もドライブに私を誘った。
「じゃあ…少しだけ…」
肩を抱かれ、
恋人同志だった二人に
タイムスリップしたようだった。
心地いいその時間を
もう少し続けたかった。
電話はかかって来なかった…。
そして
私は
ゆうまに会うことにした
理由は…
会いたかったから。
それだけ。
…………
あんなに迷っていたのに
約束のお店の駐車場に
ゆうまの車を見つけた私は
会いたい気持ちを
抑えきれず
急いでお店に
駆け込んでいた
「ゆうま、ごめんね、待った?」
「ゆき、俺も来たところだよ。
来てくれてありがと。
こっち、座って。」
「うん」
ゆうまは、カウンター席に
座って待っていた。
私を右隣に座らせて
料理の注文をすませる。
「ゆき、綺麗になったね。
ホントに彼氏いないの?」
「え?変わってなんかないよ。
それに…彼もホントにいない。」
「そうか…。
俺、バカだったな~
やっぱり
ゆきがいいよ。
ゆき、ごめんな。
俺、ゆき泣かせるような事して…
後悔してんだ。
ホントにごめん、ごめんなさい。」
「やだ、ゆうま、頭上げて
もう、怒ってないから
分かったから。」
「ホント?許してくれるの?
ゆき、ありがとう。
やっぱりゆきは、優しいな。
あ~…
俺、ゆきと居ると
落ち着くな~
自分らしくいられるっていうか…。
まぁ、とりあえず食べようよ
ゆき、これ好きだったろ?」
「うん、大好き。
ゆうま…覚えててくれたんだ。
うれしいな。」
「ゆきのことは
全部覚えてるよ
好きなものも嫌いなものも全部。
ゆき、ドライブ好きだったろ?
ここ出たら、ドライブ行かないか?
時間ある?」
「えっと…どうしようかな…」
「行こうよ、ドライブ
俺、ゆきとどこか行きたい!
な~行こうよ~ゆき~」
ゆうまは、私の肩に手をまわし
軽く抱き寄せながら
何度もドライブに私を誘った。
「じゃあ…少しだけ…」
肩を抱かれ、
恋人同志だった二人に
タイムスリップしたようだった。
心地いいその時間を
もう少し続けたかった。