雨の人
第2章 元彼への想い
ドライブは夕方まで続き
ゆうまは私を家まで送ってくれた。
ドライブ中
また会いたい
付き合って欲しいと
告げられた
返事は、していない
私の中で
何かが引っかかっていた
それから
毎日のように
ゆうまから電話がかかってきた
もちろん会話は楽しく
ゆうまの優しさは…
心地良かった
あれから川村さんからの電話は無い。
土日に
雨は、ずっと降っていなかった…。
私は
無性に川村さんと
話がしたくなっていた。
……………
「ゆき、今度の休みは
どこに行こうか」
……………
川村さんからの電話がないまま
ゆうまの誘いに流されて
私は毎週ゆうまと出かけていた
でも、それは友人として。
ゆうまもそれは理解していて
手を繋いできたり、
そっと肩に手を回す時はあるものの、
それ以上を求めることはなかった。
そんな1ヶ月が過ぎた頃
休日に
やっと雨が降った
rrrr……
「もしもし、ゆきちゃん?
久しぶり、川村です」
「はい、久しぶりですね
川村さん」
「あ~良かった~。
もう、僕のこと、
忘れちゃったかな…って、
ドキドキしてたんだ~」
「そんな、忘れませんよ
でも、本当に久しぶりですね」
「仕事がね、忙しくって…
ほら、夜は電話しない約束だし
ゆきちゃんと
話したかったんだけどさ。」
「あ、すみません…」
「いや、いいんだ。
ゆきちゃんが、彼と話す
大事な時間だから。
ゆきちゃんが楽しいなら、
俺はいいんだよ。
それより、ゆきちゃん、
今日なんだか楽しそうだね、
いい事あった?」
「そ、そうですか?
特別何かあった訳ではないですよ」
川村さんからの電話が
うれしかったからなんて…
言えないよ。
でも、私、
今すごく楽しい。
もっと話したいな。
「そう?ま、いいや。
ゆきちゃんの楽しそうな声聞けて
今日ラッキーだな。
今日何か予定あるの?
俺と電話してて大丈夫?」
「はい、大丈夫です!
もう少し…話していたいです」
「え?ホント?!ホントに?
話す話す、いっぱい話そう!
ゆきちゃん、い~っぱい話そう!」
「(笑)」
ゆうまは私を家まで送ってくれた。
ドライブ中
また会いたい
付き合って欲しいと
告げられた
返事は、していない
私の中で
何かが引っかかっていた
それから
毎日のように
ゆうまから電話がかかってきた
もちろん会話は楽しく
ゆうまの優しさは…
心地良かった
あれから川村さんからの電話は無い。
土日に
雨は、ずっと降っていなかった…。
私は
無性に川村さんと
話がしたくなっていた。
……………
「ゆき、今度の休みは
どこに行こうか」
……………
川村さんからの電話がないまま
ゆうまの誘いに流されて
私は毎週ゆうまと出かけていた
でも、それは友人として。
ゆうまもそれは理解していて
手を繋いできたり、
そっと肩に手を回す時はあるものの、
それ以上を求めることはなかった。
そんな1ヶ月が過ぎた頃
休日に
やっと雨が降った
rrrr……
「もしもし、ゆきちゃん?
久しぶり、川村です」
「はい、久しぶりですね
川村さん」
「あ~良かった~。
もう、僕のこと、
忘れちゃったかな…って、
ドキドキしてたんだ~」
「そんな、忘れませんよ
でも、本当に久しぶりですね」
「仕事がね、忙しくって…
ほら、夜は電話しない約束だし
ゆきちゃんと
話したかったんだけどさ。」
「あ、すみません…」
「いや、いいんだ。
ゆきちゃんが、彼と話す
大事な時間だから。
ゆきちゃんが楽しいなら、
俺はいいんだよ。
それより、ゆきちゃん、
今日なんだか楽しそうだね、
いい事あった?」
「そ、そうですか?
特別何かあった訳ではないですよ」
川村さんからの電話が
うれしかったからなんて…
言えないよ。
でも、私、
今すごく楽しい。
もっと話したいな。
「そう?ま、いいや。
ゆきちゃんの楽しそうな声聞けて
今日ラッキーだな。
今日何か予定あるの?
俺と電話してて大丈夫?」
「はい、大丈夫です!
もう少し…話していたいです」
「え?ホント?!ホントに?
話す話す、いっぱい話そう!
ゆきちゃん、い~っぱい話そう!」
「(笑)」