雨の人
第3章 告白
ゆうまと約束の日曜日
朝からいい天気だった
私は緊張しながら
遅刻しないよう
早めに家を出た
パスタのお店、パセリに着くと
ゆうまは駐車場にとめた
車の中で待っていた
……………
「お待たせゆうま。
お店に入らないの?」
「あ、あぁ…
よく考えてみたら
あんまり人に聞かれたくない
話だしさ
車の中でいいかなぁ?」
「あ……うん」
二人きりになっちゃうな…
でも、食事するよりはいいかな
話したら、すぐに帰ろう
「ゆき、乗って?」
「あ、うん」
「お腹すいてるよな?ごめんね」
「いいよ、私は
話ができればいいから」
「なぁ、ゆき、せっかくだから
どっかドライブ行こうか!
天気いいしさ~」
「え?ゆうま…
私は話だけしたいの。
話が終わったら帰るから…」
「そんな冷たい事言うなよ~…
なぁ、ゆき…いい返事だよな?
俺の気持ち
分かってくれてるよな?」
そう言いながら、
ゆうまは私の肩に手を回してきた
「ゆうま、ちょっと待って
話させて?
あのね、色々考えたんだけど
私、ゆうまとは付き合えない。
ごめんなさい。」
ゆうまの手を払いながら、
一気に、一方的に私は返事をした
「なんだよ、ゆき…
冷たいこと言うなよ~。
俺、反省したよ?
もう二度と浮気なんかしないし、
ゆきだけずっと大事にするからさ
考えなおしてくれよ、な?」
「もう、決めたから…
ゆうまごめんね。
私…帰るね?」
私は、車から急いで降りようと
ドアを開けると、
ゆうまは私の腕を力強くつかんだ
朝からいい天気だった
私は緊張しながら
遅刻しないよう
早めに家を出た
パスタのお店、パセリに着くと
ゆうまは駐車場にとめた
車の中で待っていた
……………
「お待たせゆうま。
お店に入らないの?」
「あ、あぁ…
よく考えてみたら
あんまり人に聞かれたくない
話だしさ
車の中でいいかなぁ?」
「あ……うん」
二人きりになっちゃうな…
でも、食事するよりはいいかな
話したら、すぐに帰ろう
「ゆき、乗って?」
「あ、うん」
「お腹すいてるよな?ごめんね」
「いいよ、私は
話ができればいいから」
「なぁ、ゆき、せっかくだから
どっかドライブ行こうか!
天気いいしさ~」
「え?ゆうま…
私は話だけしたいの。
話が終わったら帰るから…」
「そんな冷たい事言うなよ~…
なぁ、ゆき…いい返事だよな?
俺の気持ち
分かってくれてるよな?」
そう言いながら、
ゆうまは私の肩に手を回してきた
「ゆうま、ちょっと待って
話させて?
あのね、色々考えたんだけど
私、ゆうまとは付き合えない。
ごめんなさい。」
ゆうまの手を払いながら、
一気に、一方的に私は返事をした
「なんだよ、ゆき…
冷たいこと言うなよ~。
俺、反省したよ?
もう二度と浮気なんかしないし、
ゆきだけずっと大事にするからさ
考えなおしてくれよ、な?」
「もう、決めたから…
ゆうまごめんね。
私…帰るね?」
私は、車から急いで降りようと
ドアを開けると、
ゆうまは私の腕を力強くつかんだ