雨の人
第4章 本当の出会い
「まずは?…
ってことは
沢山あるんですか?」
「いくつかあるんだ(笑)
まずひとつは…
雨が降ると
ゆきちゃんと電話したり
デートしたりする時間が増える」
「はい。
川村さんは、
必ず雨の日に電話くれました…」
「うん、そーなんだ。
俺、屋外で作業したり
工事したりする仕事
してるんだけど、
平日に雨が続いたりすると
土日も仕事しなきゃダメで……
最初は
ゆきちゃんに
土日の昼間しか
電話しちゃダメだったろ?」
「あ、うん」
「けどね
土日が雨だと
仕事は休みになって
ゆきちゃんに電話できるから、
雨が降ると
うれしかったんだ。
今日も晴れたら
仕事だったんだよ」
「そうだったんですか…
なんとなく
そ~かな~って
思ってました。」
「うん。
毎日毎日、
天気予報ばっかり
見てたんだよ、俺(笑)」
「私も…
雨が降ると
川村さんから電話が
あるかもって
ちょっと…期待してました。
だからね
天気予報…みてたよ(笑)」
「ホント?!うれしいなぁ…」
ってことは
沢山あるんですか?」
「いくつかあるんだ(笑)
まずひとつは…
雨が降ると
ゆきちゃんと電話したり
デートしたりする時間が増える」
「はい。
川村さんは、
必ず雨の日に電話くれました…」
「うん、そーなんだ。
俺、屋外で作業したり
工事したりする仕事
してるんだけど、
平日に雨が続いたりすると
土日も仕事しなきゃダメで……
最初は
ゆきちゃんに
土日の昼間しか
電話しちゃダメだったろ?」
「あ、うん」
「けどね
土日が雨だと
仕事は休みになって
ゆきちゃんに電話できるから、
雨が降ると
うれしかったんだ。
今日も晴れたら
仕事だったんだよ」
「そうだったんですか…
なんとなく
そ~かな~って
思ってました。」
「うん。
毎日毎日、
天気予報ばっかり
見てたんだよ、俺(笑)」
「私も…
雨が降ると
川村さんから電話が
あるかもって
ちょっと…期待してました。
だからね
天気予報…みてたよ(笑)」
「ホント?!うれしいなぁ…」