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雨の人

第6章 キスの先にあるもの

部屋に入ると
テーブルの上には
ゆきの手料理が並んでいた


「うわ~!
おいしそう~!

ゆき~おなかすいた!
俺、早く食べたい!!」



「(笑)はい。

じゃあ
すぐあっためるねっ」



そう言いながら
ゆきは、ケーキを大事そうに
冷蔵庫にしまった



それから俺は
さっとシャワーを浴びた。


その後、二人で
ゆきの手料理を楽しく食べ
もちろん
二人で片付けをした。


ゆきは、ずっと機嫌よく
ニコニコしている


そんなゆきが可愛くて

俺まで笑顔になってしまった



「ケーキ…

もう見てもイイ?」



と問うゆきに

優しく「イイよ」
と返事をした。


ゆきは、うれしそうに
冷蔵庫からケーキを取り出し
テーブルの上に置いた


そっとフタをとると

ゆきは
中に入っている
生クリームのケーキを見て


「わぁ~おいしそ~!

あきひろくん
ありがとう!」


って笑った。

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