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好きになってごめん…

第5章 体育祭

個室なので2人きりだ。

…翔寝てんのかな?

隣に座り頬をつつく。

…。

寝てるな。完全に。

あ「寝顔も、かっこいいなぁ」


ねぇなんで?なんで君を見るだけでこんなにドキドキするんだろ…

…………………………………………

保健先生「それは、恋だよ」

あ「へっ!?」

先生「恋。あんなちゃん、翔君のことすきに…」

あ「待って!!それ以上言わないで!」

落ち着け、落ち着け。

は?わたしが翔くんのこと好き?

ないない(´∀`)/

あんなにかっこいい人がわたしと釣り合う訳ないじゃない!

あ「ないない!そんなわけない!」

先生「でも、ドキドキするんでしょ?」

あんな「……はい。」

先生「じゃあ、やっぱりすき…」

あ「いや、違う!」

ちょっと待って、これが恋。

と、いうことは、私初恋しちゃったの!?!?

先生「で、そのあとは?」

あ「目覚めて、お父さんの伝言伝えて、じゃあまた明日、って…」

先生「…えっ!?そんだけ?」

あ「実は、 “帰る時に付き添っててくれてありがとう” っていわれたんです…」

先生「嬉しかった?」

あ「当たり前じゃないですか!だってすっ……………、好きなんですから…」

先生「おっ、!?認めた!」

あ「じゃ、授業始まるんで。」


『好き』

私のこの気持ちが、あとで闇となる…

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