テキストサイズ

好きになってごめん…

第6章 別れる気持ち

あ「はい、どうぞ。」

二「わあ、マジのハンバーグだ!!」

こういう時の顔は、子供っぽくて可愛いのに…

二「いただきます。」

我ながら良くできた方だ。

二「う、うめぇ…」

あ「でしょ?今日、いつもより頑張った。」

二「料理は、うまいんだな♪」

あ「ちっちゃい頃から、してるしね。」

唯一の得意なやつかも、ゲームと、料理。

二「お前、もっと明るくなれば、モテるかもよ?」

あ「本当に?!」

二「あ、でもそれだと俺が困る…」

あ「えっ?どゆこと?」

二「えっ?だって、他の男子味方につけると、お前のことバカにできなくなる…」

な、なんだ…そういうことか…

あ「私は、今の生活が、続けばそれでいい。片想いの人を見てられて、親友と、しゃべってられる。家に帰れば、ゲームし放題!」

二「翔さんだよね?好きな人。」

あ「えっ!?ばれてたの?」

二「だから、顔見てたら分かるって…」

あ「言わないでね?」

二「分かってるよ。」

あ「ニノは、好きな人いないの?」

二「小学校の時から好きな人がいるけど…もう叶わないな。」

あ「あっちの小学校なら、遠距離だもんね。」

二「プッ、お前、鈍感だなぁ(笑)」

あ「え?何が?」

二「いや、何でもない。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ