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好きになってごめん…

第8章 変わりゆく毎日

しかし、これからが、更に辛かった。


毎朝、二人を見るだけで苦しくなる。が、まだ我慢できる。

しかし、私の隣は翔くんだ。
ダメだとわかっていても、カッコいいと思ってしまう。

そんなことが毎日続くうちに、薬が効かなくなってしまった。

そんなことになってしまったら、もう先生の言うことはわかってる

先「また、入院…かな?」

あ「はぁ…。そうですか。」

先生「まぁ、少しだけで終わるかもしれないから。」

あ「別に大丈夫です。もう、夏休みなんで。」

先「そうか。まぁ、勉強なら翔に教えさせるから。」

あ「翔くんは、彼女と忙しいですから。」


そう言って、診察室を出た。

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