テキストサイズ

会議室から恋。

第15章 3 坂下健人

帰ろうとしたオレを、また、かわいい方言で呼び止める。

もう、オレの中に制御できるものは何もなくて。

それでも、かわいい唇を避け、ほっぺに口づけた。

「本気で?」

自分でも、何を言っているかわからない。

「うん・・・。本気・・・。して・・・」

「っちょっ!」

オレの正常な心は、崩壊した。

すぐ杉山さんを立たせ、ベッドへ連れ込む。

すでに彼女の顔は、トロリととろけて、もう、お互いに制御がきかない。

彼女の胸に、アトをつけるようにキスしていく。

そのたび、漏れる声に、オレの体はいちいち反応して。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ