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会議室から恋。

第6章 6

「プルルルル・・・」

昔ながらのを、わざわざアプリを入れてまでも、とった着信音。

もともと、ほとんどならないケータイが、うるさく振るえる。

画面を見ても、非通知。

なんで、非通知拒否設定してなかったんだろう。

いつもは出ない、その非通知を、今日はなぜか、出てしまった。

「・・・もしもし・・・」

「杉山さん?」

「・・・え・・・?」

「坂下です」

「え?!」

急にベッドから、飛び起きた。

だって、いきなりの海外からの電話。

個人ケータイにかかってくるということは、プライベートなんだよ!?

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