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飴と鞭の使い方

第6章 快楽

ヌルリと入りグッと最後に一押し。

「よし。やっと入った」
苦しそうにしている瑠架を尻目にゆっくりと内壁をなぞる。

「はぁぁ…んぅ」
「なんだ?感じるのか?」
予想以上の艶のある声に期待が沸き上がる。

「きも…ち…わるい」

そりゃそうか…。
本来ありえない場所を弄っている訳だし…
しかもノンケだもんなぁ~

「ポイント見つかるまで我慢して」

何それ?って顔して振り返る。しかもちょっと涙目。

やめろ!お前のは萎えてるが、俺のは元気いっぱいなんだ!これじゃ生殺しだ!


「前立腺って言えば分かるよな?未来のお医者様?」

「嘘っ!」
さすが医療の道を目指す人間なだけあって未経験でも容易に察しがついたようだ。

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