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忘れ得ぬ出来事

第1章 中学生最後のクリスマス

順子の部屋は4畳半の大きさで、机とシングルベット、タンス等がおいてある、カーテンとベットカバーは薄いピンクで、統一して有り、

ベットにはぬいぐるみが沢山置いてある、いつもキチンと片付けて有り、綺麗だった。

机の上にはミッキーマウスとミニーマウスの写真立てが置いて会って、修学旅行の時の班のメンバーと自分達2人の写真が、飾ってある。

同じ写真が自分の机にも飾ってあるので見慣れた写真だった。

隣の部屋で、私服に着替えて、順子は珈琲をいれて持ってきた。

自分は机の椅子に座り、順子はベットに座って珈琲を飲みながら話しをし始めた。

「でっ、どんな事?」

「ちょっと言いにくい事何だけど・・・・・・・・・」

「友達の直子の事なんだ。」

直子は同じクラスの女の子で、クラスで、一番体格良い子だ、当然出るとこもシッカリ出てて、
高校生と言っても通じるぐらいグラマラスな子で、美人だった。

人気はあったけど、少々無口で引っ込み思案な所があり、表立って目立たない子だった。

順子とは結構仲が良いらしい。

「直子がどうしたの?」

順子は俯き加減でコーヒーカップを観ながら

「うん・・・・・・・・妊娠したらしいの・・・・・・」

動きが止まった・・・・・・

ショックだった、直ぐに言葉が出なかった。

「マジで・・・・」

ようやく一言この言葉が出たくらいだ。

順子は困惑した表情で、コックリと頷き、

「多分・・・生理が止まって3ヶ月でこの頃つわりみたいに吐き気がして、戻すんだって・・・・・」

「そうか・・・・」

直子と妊娠と言う事が実感できない、と言うより相手は誰だ!

順子の話しによると、相手は直子の近くの高校生で、幼馴染だそうだ、お兄ちゃんと慕う内に恋愛関係になり、関係を持ったらしい。本当に妊娠しているかどうかは病院に行ってないので、解らないらしい・・・・彼はビビって逃げ回っているらしい・・・・

そりゃあビビると思う、自分だって、順子が妊娠したって言われたらビビるどころじゃないかも・・・・

はじめてこの時にSEXのリスクを思い知らされた・・・・・

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