チョコレート
第6章 親友
「あ、陸遅かったな」
「5分過ぎただけだし」
丸く大きい机には
すでに教科書やノートが
広げられていて
祐樹くんが優衣に
教えてるみたいだった
なんか心配しないでも
大丈夫そう…
私と陸も机の前に座り
勉強を始めた
2人で勉強していると
英語は私の方が陸より
出来る事がわかった
相変わらず
優衣は祐樹くんに
教えてもらってる
「あ、3時だ」
優衣が時計を見て言った
「ホントだもう2時間もたったんだ…」
時間経つの早いなぁ
「ケーキあるから食べない?あたし持ってくるね」
「あ、私手伝う」
私たちはキッチンに行き
私はケーキをお皿に出して
優衣は紅茶を入れていた
「優衣なかなか用意周到じゃん。あ、このケーキ美味しいやつ!」
4つのケーキは
全部種類が違った
少し変わった
チーズケーキに
モンブラン
違う種類の
チョコケーキが2つだった
「まぁね~。あ、モンブランは祐樹くんのだからねっ」
そこまでリサーチしたのか
すごいな優衣…