チョコレート
第6章 親友
私たちはケーキと
紅茶を部屋まで運び
机に置いた
「いっせーので指さして決めよう」
そう優衣が言った
「そうだね!」
優衣のかけ声で
自分たちが食べたい
ケーキを指さした
もちろん祐樹くんは
モンブラン
優衣は
チーズケーキ
残りの
生クリームが乗った
チョコレートケーキと
何も乗ってない
長方形の形の
チョコレートケーキ
陸と私は2人とも
長方形の形を
選んだ
「さすがカップル♪」
ちゃかすように
優衣が言った
「半分コしよ?」
「だな。」
私はフォークで
2つのチョコレートケーキを
半分に切った
「じゃ、頂きます!」
祐樹くんは嬉しそうに
モンブランを食べ始めた
「本当祐樹モンブラン好きだよな」
陸も祐樹がモンブラン
好きなの知ってたんだ
私は最初に
選ばなかった方の
ケーキを食べた