チョコレート
第6章 親友
演技なのに陸信じてるし
しかもなんか
格好いいし優しいし
キュンてした
色んな意味で自然の
陸のナイスアシストで
私たちは優衣の家を出た。
よし、
とりあえず2人っきりに出来た!
「大丈夫か?」
私の演技に騙されたままの陸
あー
こっちの処理考えてなかった
そうだ
「ごめん嘘」
「はぁ?」
「だって2人になりたかったから…」
私は寂しそうに俯いた
はい、本日二度目の演技。
小悪魔になった気分だ
このぐらいの嘘はいいよね?
「なんだよそれ…」
陸もちょっと嬉しそうだし
まぁ、言い訳半分
本音半分かな?