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チョコレート

第8章 転校生




「なんであいつがいんだよ」









私はチラッと
少し離れたところにいる
優衣と祐樹くんと岡田くんに
目をやった

3人は楽しそうに
お弁当を食べている





私は屋上に来た途端
陸に呼び出された


理由は私と優衣と
岡田くんの3人で
一緒に屋上に来たからだ




「だって…お昼一緒に食べようって…」




「てかそもそもどういう関係!?」



なんか陸イライラしてる?





「学校まで案内しただけ…です。」




思わず敬語になる




「食べへんのー?」



岡田くんが私たちに
言ってきた




「あ、うん。陸、行こ?」




「はぁ…」




私たちは
みんなの所に戻った




私はお弁当を小さい
トートバックから出した



「弁当ちっさっ!そんなんで腹いっぱいなるん!?」




「なるよ?」





「小学生サイズやん」





「そうかな?」



その後の私と岡田くんの
やりとりを陸は
少し不機嫌そうに見ていた


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