テキストサイズ

チョコレート

第1章 出会いは屋上



教室まで2人で歩いてるだけで、ほとんどの人が私たちを見て振り返る



「…ねぇ」


「ん?」


「すっごいみんな見てるんだけど」



特に女子の視線が痛い…



「見せとけ」



「は?私ボコられんのとか絶対嫌だからね」



「ボコられるって何」



「あたしらの陸くんとってんじゃねーよ!みたいな(笑)」



「漫画の見過ぎな」





「ボコられたら責任とってよね~」




「ボコられたらな」



どうでもいい会話をしているうちに教室に着いた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ