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チョコレート

第2章 新しい恋




次の日の朝


「わっ!」



朝起きて鏡を見た



「これ泣いたのバレバレ…」





「あや?時間大丈夫?」




「え?…大丈夫じゃない!」





ヤバい!遅刻する!





急いで準備をして家を出た






ダッシュで学校まで行き、
教室に入った瞬間
チャイムがなった。




「あや遅かったね!」




「うん、疲れたー」




「席つけー」



担任が出席をとる




「休みは…西宮か」



え、陸斗?





思わず後ろを向いて
確認した。



ホントだ、どうしたんだろ



「祐樹くん。陸は?」



「わかんない、寝坊かな?」





「そっか…」







私は、

午前の授業中なぜか
陸が来るのを
心のどこかで待っている
自分がいた。


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