テキストサイズ

チョコレート

第1章 出会いは屋上




1ヶ月前



私は立ち入り禁止の屋上に駆け込んだ



ガシャン



「はぁ…最悪」



さっき彼氏に振られたばかりだった




「大好きだったのに…ひくっ…うぅ」


他に好きな子が出来たらしい


私はそのまま座りこんで
気が済むまで泣いた。






しばらく泣いて少しすっきりした私は
フェンスまで歩き空を見上げる。



「あ~天気良すぎ」



うざいぐらいに






「も~バカやろ~!!」





「…うっせぇよ」





…え?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ