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チョコレート

第1章 出会いは屋上



「まぁ、元気出せ」



そう言いながら


私の頭をぽんっとした



「あ、ありがとう」



チョコを受け取り
屋上のドアノブに
手をかけたとき



「おい、名前!」



「…あや」


「俺りくと。名前覚えとけよ」


「覚えれたらね」





結構イケメンだったなと思いながら私は屋上を出たのだった。





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