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チョコレート

第1章 出会いは屋上



「え…」






私の目に映ったのは
元彼とキスをする知らない女

向こうは私に気付いてなかった。





思わず来た道を走って戻ろうと後ろを向いた瞬間に誰かにぶつかった。



「きゃっ」



「いってぇなー前見て歩けよって彩か。


お前…泣いてんのか」



「りくと…」




「あれ、あや?」

ぶつかった時に気付かれたのか元彼が私の名前を呼んだ。


ヤダ

泣いてるの気付かれちゃう



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