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ホストに恋

第8章 8

「いらっしゃいませぇ!!ご指名わ!?」

「瑠衣!!」

瀬戸が言う…

はぁ!?違うだらろ!?

「瀬戸!!太一だろ?…ふざけんな!!」

「かしこまりました!こちらへ!!」

ったく…なんだよ!

奥に進んで行く…

ん…こんな奥に部屋あんの?
なんだここ…

「瀬戸…こんなとこあんの?」

「あぁ…VIPルームだ…高いぞ!!だから楽しもうな!!」

「普通でいいよ!!」

はぁ…参るわ

…部屋を開ける

瑠衣が、そこにわ居た

「瀬戸さん、タクミ!!いらっしゃい」

…呼び捨て!?コイツ…ゆるさね。

わざと瑠衣から離れた場所に座る。

「何、飲みますか?」
「ビールとウイスキーロックで!!」
瀬戸が言う

「かしこまりました」

「はい!!どうぞ。」
「拓哉!!乾杯だ!!」

瀬戸が言う

「乾杯!!」

瑠衣がグラスを拓哉に向ける。

とりあえずグラスを合わせる

「瀬戸…相談あんだろ…早くしろ」

「あ…あぁ」

瀬戸の携帯が鳴る

太一からだった
「勇作、そこから出れる? 瑠衣と拓哉2人きりにして!!」

「あぁ…わかった…」

切った後

「拓哉、太一に呼ばれた、ちと行っていいか?」

「早く、話ししてこいよ!!んで早く帰ってきて!!」

「わかった…」

瀬戸が出て行く…

瑠衣と2人かよ…最悪

「緊張してる?」

「全然w」

「拓哉さ、女居るって言ったよね?どんな奴?」
「別に普通だけど」

「いつから付き合ってんの?」

「高校ん時から」

「長いんだね…」

「まぁ…」

「彼女羨ましいなぁ…」

瑠衣が俺の隣に来る

「ビールでいい?」

「うん、ビール」
瑠衣がビールをつぐ

「拓哉の指長いね。触っていい?」

緊張したのかグラスを倒してしまい、運悪く拓哉の膝にビールがこぼれ落ちた

「やっべ!!…」

「大丈夫…!?」

瑠衣がタオルで拭いてくれた……が……一カ所を必要以上にしつこく撫ではじめた…
「おい!何してんだよ…!?…止めろ…」

無視…

続ける瑠衣。

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