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ホストに恋

第23章 23


「タクヤ、ごめんな」

拓哉の部屋にきていた
「なんで行ったの」

「……」

「なんで断らないの」

「……」

「翔太……」

「オーナーにわ、恩がある…」

「…そ、オーナーに言われたら、女も抱くってことか。」

「タクヤ…」

「たまんねぇな…まっ、今までそうしてきたんだもんな。だよな」

「タクヤ、俺お前に会ってから女抱いてねぇよ」

「でも、今日わ、ホテル行っただろ!!俺が行かなかったらお前、抱いてたんだろ!!なぁ」
声を荒げどなる拓哉
涙が、流れていた

「タクヤ。」

「ちょっと、飲んでくる。」

ガチャ

パタン


「タクヤ…ごめんな」

…翔太の携帯が鳴る

「はい」

「どういうこと?」

「すみません、オーナー」

「今すぐ店に戻ってこい」

「はい」

店に戻る
閉店後の店にわ、オーナーとマネージャーだけが残っていた

「どういうつもり」

「大事な客だったんだぞ。」

「すみません」

土下座する翔太

「まさか、これからもこんなこと続けるんか?」

「…アフターわ、もうしません。ちゃんと店で稼ぎますから、」
「ふんっ…あんまいい気になんなよ!!」

マネージャーが翔太の髪を掴み上をむかす
「マネージャー、やめとけ、まぁいい。」
「はい」

マネージャーが髪を離し、オーナーが翔太の髪を撫でる

「お前たち、家族を助けたのわ俺だよな。その恩、忘れたのか?ん?」

「感謝してます。でも、こんなことわ、もうしたくありません。」

「わかったよ。」

「オーナー!!今店の経営厳しいんですょ!!アフター、瑠衣にやってもらうのが一番いいかと」

ガツン バタン

マネージャーが吹っ飛んだ

「俺に指図すんぢゃねぇよ!!」

「すみません。」

マネージャーが起き上がる

「なぁ、瑠衣。お前、本気か?池田 拓哉ってやつのこと」

「はい。」

「なら、いますぐ店辞めろ。誰かを本気で愛したら、この仕事わできない。」

「オーナー。」

「明日から来なくていい」

翔太の肩を叩くオーナー

オーナーが寂しい顔をしていた

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