ホストに恋
第23章 23
「瀬戸…待てって」
ガツン…
瀬戸の足が翔太の腹に命中
「うぅっ…っ」
翔太がうずくまる
翔太の髪を鷲掴みする瀬戸
「お前と一緒の拓哉わ幸せそうな顔してて俺嬉しかった。さっき見た拓哉わひどい顔してた。酔って泣きじゃくって、泣かせるなって言ったよな」
「タクヤが……行かなきゃ…」
「お前さ、いったい拓哉んことどうしたいの? 女とアフターに行くわ、オーナーのしゃぶるわ、なんなんだよ!」
「それわ……」
「拓哉をお前の道楽に使うの止めろ」
「そんなつもりわない。俺わタクヤを愛してる」
「笑わすな、言葉でわ何とでも言えんだよ、お前態度悪すぎだろ、チャラチャラしてんぢゃねぇぞ!!」
「…………」
「しばらく、拓哉にわ会うな。あいつめちゃくちゃ傷ついてる。女とホテル行っただけであんな壊れんのに、オーナーのしゃぶってたなんて知ったら、あいつどうなる?」
「言うの?タクヤに」
「お前バカか?拓哉をこれ以上苦しめてどうするよ。お前、まさかオーナーと寝たのか?」
「寝るわけないだろ…いつも、あれだけさせられるんだ…それ以上わ求めてこない。」
「拓哉が、可哀想だよ。お前もう少し考えろよ。」
「拓哉のことだけ、見てやれよ」
「ぢゃな、しばらく拓哉に会うな、お前の気持ちがふらふらしてるうちわ、拓哉にわ会わせない。」
瀬戸が、去ってく
「…くっ…俺、最低だな。」
プルプル
瀬戸の携帯がなる
「はい」
「来週の準備わできたのか。」
父親からだ
「あぁ、」
「お前も一緒に行くんだ、必ず来い。」
「今、戻るよ」
ガチャ
瀬戸わ実家に向かった