ホストに恋
第29章 29
「あぁぁ…!!…」
何度目の絶頂を迎えたのかもわからないほど恭介に抱かれる燿子
「恭介……」
「燿子…一緒に暮らそう。」
「まだ翔太に話してないの…」
「俺から話すから…」
「恭介…」
「燿子…愛してる」
「恭介…こんな私を…ありがと」
「こんなとか言うなよ!!」
再び重なり合う…
「拓哉…明日アネキの誕生日なんだ、マンション戻るな。」
「…わかった」
母親のことで元気がない拓哉
「すぐ戻るからな」
次の日翔太わマンションに向かった途中プレゼントを買った
マンションに着いた
ガチャ…
…?
…誰か来てるのか
静かに入る
そして姉の部屋の前……
……始めて聞く喘ぎ声…
驚きを隠せない……
プレゼントを置き、マンションを出た
事を終えリビングで煙草を吸う恭介
キッチンで食事を作ろうとする燿子
…テーブルの上にプレゼントがあった
「恭介?これ…」
「俺知らないよ。」
恭介わ燿子の誕生日を覚えていなかった
「まさか…翔太!?」
…翔太が…帰ってたんだ……
「ただいま」
「早かったね翔太」
「あぁ…」
二階に上がってしまった翔太を拓哉が追う
「何かあった?」
「アネキに……男が…」
「そうなの?」
「いったい誰なんだ…」
「きっと、お姉さんから話す時くるよ」
「だって…アネキ…あんな体…なんだぜ…」
「翔太わ、反対なの?」
「そんなことねぇけど…よ」
「なら、応援してあげればいい。」
「拓哉…」
拓哉を抱きしめる
「翔太…俺、何ができるかな…これから母さんのために…わからない…ょ」
「今まで通りでいいんだよ。そんな顔してたらお袋さんも信哉も…悲しむぞ」
「翔太……わかったよ…」
「お母さん!!手伝いますよ!!」
翔太がキッチンに立つ
その夜わ明るく楽しく過ぎた。
洗い物をする翔太に母親が近づく
「翔太くん…拓哉のことお願いね。きっと泣き続けるからあの子、小さい頃からそうだったから…」
「はい。大丈夫。」