ホストに恋
第2章 2
「うん!!はじめて、瀬戸につれられて(笑)」
あいたグラスに酒を作ってもらう。
「太一の男ね。」
「さっき知りました…一年も一緒の部署にいて全く気が付きませんでしたよW」
「瀬戸さん、ここに来たの最近だよ!!太一に付かせて三回目くらいから指名するようになって、いつの間にかできてたW」
「へぇ………」
苦笑いの俺にNo.1ホストの瑠衣が「男同士わ変って顔してるよW」
「はい、何か瀬戸が男なんて…驚いてます」
「君だってわからないよ、いつどんなきっかけで、男に恋心抱くかもしれないしW」
瑠衣が笑う
「俺わないですよ、彼女いるし、男にわ興味ないですからW 」
キッパリと応える。
「へぇ、そうなんだ…」
…いきなり手を握られ耳にキスされた!!
「…ひゃん…」
つい、声が出てしまった。
手を振り払う…
「今、少しでも感じたから、声出たんだよねW 君素直だね…」
瑠衣わ、俺の頬を指でなぞる。
「…な…なにを…」
…唾を飲む。
「可愛い。」
…自分の心臓が早くなるのを感じていた
「名前…教えて」
耳元で囁かれ…完全に瑠衣ペース
「…拓哉」
カリっ…!!
耳を噛まれる
「ひゃん…っ」
「可愛い…ね?また来てよ。指名待ってるね」
瑠衣が違う席に行って俺わ開放された。
瀬戸がキャッシュで清算した…金額半端ない…確か金持ちのお坊ちゃんだったな。
店を出る時チラッと瑠衣を見ると、目が合いしかもウインクをされた。
慌てて店を出た
瀬戸わ太一と帰るからと俺らわ別れた…
はぁ…疲れた