
ホストに恋
第10章 10
「いらっしゃいませぇ!!ご指名わ?」
「太一。」
「本日、お休みでございます。」
はぁ?聞いてないよ
啓太らと合流した
「太一休みなら言ってくれよw指名しちまったら休みぢゃん!!お前知ってたろ?騙したなw」
啓太に言われる
「いや…聞いてね、普通に店行くって…出かけた…よ」
「浮気かぁ!?w」
啓太を蹴飛ばす!!
席を離れ、瑠衣を探す…
…いない。
…オーナーをみかけ声をかける
「オーナー!!瑠衣と太一わ?」
「瑠衣わ、用事あって早退。太一わ、アフターやw」
「太一が!!アフター!? あいつわアフターわやらないはずです!!」
「今日の、優待客わ、大事な人でね、店にとっても必要な社長の娘さんで、瑠衣に頼んだんやけど、娘さんのご指名が太一だったんで!!部屋をとって、行ってもらったんだ」
「そんな………」
「この店にいる限りアフターわやってもらう。」
「……枕営業すか……潰れますよ、店」
「余計なお世話だ」
「太一が、本気であなたを好きなら、断ったはずや!!w」
「あなたが無理やり行かせたんでしょ」
ニヤニヤとしてるオーナーを睨みつけ、店を出た。
…太一の携帯を鳴らす…
…出ない
…頭が変になりそうだった…
…太一わ、女を抱けないはず……
…太一…
…俺わ、待ってる
…太一
