
ホストに恋
第30章 30
「今の話し、本当なのか?」
「俺見てたからわかるんだ。わざとお前の自転車の前に飛び出したんだよ。」
「なるほど…」
「行ってやれよ、女わ泣かしちゃいけないよ翔平!!」
「進藤…さんきゅ」
「あぁ…」
翔平が由佳のところに走り寄る
「由佳!!」
「翔平?…どしたの?」
由佳を起こし抱きしめた
「離して…翔平…もう、ほっといて、優しくしないで…」
「離さない…由佳…これからわ、俺がお前を守るから、好きだよ…由佳」
「翔平……でも…彼女が…」
「別れる、はじめから彼女に気持ちわなかった…俺彼女を自転車でぶつけてケガさせちまって、だから責任取らなきゃいけないと思った。でもあれわ、彼女が仕組んだ罠だったらしいんだ、進藤から聞いたんだ。」
「進藤くんから?」
「見てたらしいんだ事故の時。」
「そう…なんだ」
「ほんとのことがわかったから良かった。由佳にちゃんと気持ち伝えられるな。」
「翔平…」
「由佳、俺の彼女になって欲しい。」
「翔平、私でいいの?嬉しい」
由佳も翔平に身を預けた
長い長い抱擁をした後翔平がそっと顎をあげ唇を重ねてきた。
…そして、舌を由佳の唇にあてる……由佳も口を開け受け入れた
「んっ…」
舌と舌を絡み合わせ、由佳の舌を何度も何度も吸い上げ由佳わ、腰から砕けおちそうになるのを翔平が押さえ受け止める
唇を離すと由佳の息づかいが激しく響いた
「大丈夫?由佳」
「はぁ…はぁはぁ…うん…大丈夫。はぁ」
「由佳…大好きだよ…」
「翔平…私もずっと大好きだった、今もこれからも大好きだよ」
「送るよ。」
「うん。」
マンションまで送ってもらい熱いキスをし別れた
「ぢゃ、明日学校でね。」
幸せをかみしめた瞬間だった。
