
ホストに恋
第31章 31
「池田くん!!」
大学に着くと美羽が自転車置き場で雅哉を待っていた
「池田くんおはよ」
「おはょ」
「あのね、昨日のことなんだけど、あれ、本当の話しぢゃないからね。確かに幼なじみで、お互いの父が親友っていうのもあって、よくお互いの家に行き来してたわ、だけど彼に気持ちわなかったの!!言い名付けなんて、ありえないから!!」
「言いたいこと、全部言った?」
「え?」
「 美羽さん、全部言えた?」
「え…うん」
「なら、次わ俺の番……俺、昨日あんなことがあって、少しイライラしてた。高校の友達に偶然あってカラオケ行った。そいつらが女を呼んだ、そいつわ俺の幼なじみだった………その幼なじみをダチらが無理やり襲って…俺わ動けなくて、混乱して…でも何もできなくて、気がついたら幼なじみの上に乗って襲おうとしてる俺がいた……我に帰って…部屋を飛び出した…後悔した…情けなくなった……」
「池田くん…」
「俺、最低だ…」
涙ぐむ雅哉
「池田くん、そんなこと、ないよ、話してくれてありがと。」
「美羽…さん、美羽さんわ、俺が嫌い?」
「好きよ」
「それ…友達として?後輩として?」
「一人の男として好き。」
「俺、美羽さんよりかなり年下だよ、」
「わかってる。池田くんわ、私をどう見てる?」
「俺わ、初めて美羽さん見たあの日から、一目惚れした。ずっと美羽さんのこと見てた。」
「ありがと、池田くん」
「美羽さん、好きです俺。」
「池田くん…私の家に来る?今から…」
「え…?あ…はい」
二人わ大学をさぼり美羽の家に向かった
「座って。」
「あの、誰も居ないんですか?」
「パパわ病院、ママわ海外なの」
「あの…2人だけですか…」
「いや?」
「いえ…なんか緊張して…」
「私の部屋行きましょ。」
美羽の部屋わ、シックな大人な雰囲気だった。中央にセミダブルのベッドが置いてあった
美羽がカーテンを引き、薄暗くなる
美羽が着ている服を脱ぎ始めた
「美羽さん!!」
「池田くん、ごめんね、ずっと待たせて。池田くんの気持ち気付いてたの。でも…私整理がつかなかったから…でも、もう大丈夫ょ」
手を差し伸べる美羽
