ホストに恋
第31章 31
空港のロビー…そこにわ、瀬戸の姿が…
「瀬戸!!間に合ったぁぁ!!」
「拓哉!!来てくれたのか!!」
「当たり前だろ!!四年も会えないんだぞ!!」
「拓哉…御守り、
さんきゅな!!」
「うん!!瀬戸頑張って!!」
「拓哉っ!!」
抱きしめられる拓哉
「瀬戸…帰ってくるのずっと待ってる。」
「あぁ…必ず元通りの身体になって帰ってくっから!! 」
「うんっ!!元気で。」
「帰ってきたら、抱かせろよ拓哉!!」
「てめぇ…ふざけんなよ!!」
翔太がジュースを持ち瀬戸に体当たりする
「なんだよ…お前いたのかよ。」
「当たり前だ、拓哉を一人でいかせるわけないだろ!!」
「相変わらず熱いなお前らわ!!」
「愛し合ってるからな!!」
「はいはい!!んぢゃな、時間だから行くよ」
「瀬戸、元気でな」
その様子を太一が見ていた
「勇作…」
涙が流れ落ちた
「勇作…」
「勇作…」
「勇作…」
「勇作ぅぅぅぅ!!!」
走り出していた
「勇作!!勇作!!…」
瀬戸が振り向く
「太一…」
「勇作!!待ってるから、俺待ってるから、四年でも十年でも待ってる…待ってるから」
「太一……」
瀬戸が太一の首にネックレスをかけ指輪をはめた
「太一……浮気すんなよ。」
「勇作!!」
抱き合う二人を拓哉と翔太わ、微笑んで見ていた
「勇作、帰ってきたら一緒に暮らそう。」
「太一…愛してる」
キスをする二人
絵に描いたような二人に周りがざわめいた
瀬戸わ旅立った
太一を優しく抱きしめる拓哉
「帰ろ、太一。」
「拓哉、メールありがとう」
「うん。」
「明日から店忙しいからな、太一頼むぞ!!」
翔太が太一の肩を叩く
「翔太!!拓哉!!大好き!!」
二人に抱きつく太一