ホストに恋
第32章 32
「俺、勇作と別れるよ。」
「太一!!」
「あとわ、2人でどこかで話して、俺店閉めなきゃなんねぇし」
「太一!!待てよ!!」
「もう疲れたよ…毎回毎回…こんなことばっかりで、いつも俺ばっかり悩んで、勇作わ好き放題やって、帰ってきても連絡すらくれない…振り回されるのわ、もう疲れた。サムと付き合えばいいぢゃん!!セックスした仲なんだろ」
「サム!!お前話したのか!!」
「ウソ、キライ」
「あぁ…抱いたよ…寂しさ紛らわすために…」
「なら、いいぢゃん、付き合えば。」
「太一!!俺わ、お前が好きなんだ。お前だけ好きなんだよ!!」
「俺だって、勇作だけずっとずっと愛してた。いろんなことあったけど勇作と過ごした時間凄く大切だった…でも、疲れた…」
「勝手に決めんなよ!!」
「もう…解放して」
「ユウサク!!タイチト、ワカレテ、ボクト ツキアエバイイヨ」
「お前黙ってろ!!」
「出て行って、店閉めるから!!」
2人を店から出しカギをかける
「ぢゃね、勇作!!」
「ユウサク…カエロ。」
腕を組む2人
「なぁ、太一!!」
「おやすみ!!」
太一わ、2人を置き反対方向に歩き出す
「ユウサク…ウチ、キテ」
「はぁ…わかったよ!!」
泣きながらマンションまで歩いて帰ってきた
「はぁ、最悪」