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ホストに恋

第18章 18

ホストクラブわ、金になる。
太一が、叔父から言われたのわ、半年前だ
太一わ、両親と妹の4人で暮らしていた…
半年前、父親が死んだ。末期のガン…
母親わ、それから体調を崩し、入退院を繰り返していた。
父親の保険金も底をつき、生活が苦しくなってきた。
そんな時叔父が太一にホストクラブを紹介し、面接に行った
その日から働くことになった。
妹わ、まだ学生で金もいる。病院も金がかかる。
死に物狂いで働いた。
オーナーにわ、事情わ話してある。

だからアフターわできないと。

そんな時、瀬戸勇作に会った。

「新人の太一です。よろしくお願いします。」

瀬戸のオーラわ、他の客とわ違った。

「太一、酒作れよ…」

「あ…はい」

瀬戸わ、金持ちのぼんぼんだから大切に扱えと、他のホストたちから言われていた。

見るからにそんな感じだった。

太一わ、俺とわ違うんだな…きっと苦労もせずに、毎日甘い甘い生活してんだろな…なんて思いながら隣に座り相手をした。

「太一、お前アフターしないのか?」

「はい…」

「俺と飯食い行かねーか?」

「ごめんなさい。」

「断るの?俺の誘い?…」

「…すみま…せん」

瀬戸がいきなり立ち上がる。

「帰る!!もう二度と来ない!!」

「え!?瀬戸さん…」

「俺の誘い断るとか、初めてだわ!!」

「……あの」

「なんだよ…」

「行きます。…」

「よし。なら用意しろ」

一緒に店を出た

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