ホストに恋
第20章 20
砂浜に座る二人
絵になる二人だ
「なぁ、タクヤ」
「ん?」
「大好き」
「うん。…って!?は!?いきなり…」
「初めて会ったあの日から、ずっと好き」
「翔太…」
「無理やり、お前犯して、オレ瀬戸にまわされて、あん時、お前がめちゃくちゃ好きだって思い知らされた」
「翔太…」
「あれから、なんかお前がすげー近くなった気がすんだ。」
「うん」
「病院に行ってお前に謝れって瀬戸に連れてかれた時、お前、瀬戸に帰れって怒鳴って俺の肩抱いてくれたろ…あん時、タクヤ、忘れるって言ったんだよ、俺にあんなことされたのによ。忘れるなんてなかなか言えないだろ」
「そうだったな」
「俺、お前に惚れてる」
「翔太…ありがと」
「タクヤ、愛してる」
「翔太…俺…瀬戸に…」
んっ
唇が重なった
チュクチュク、ニュル
舌も入ってくる。
「…んっ…っ」
ヂュルヂュル
「…タクヤ」
「翔太…」
「夜、花火があがるんだ、一緒に見よう」
夜になるまで、買い物したり、遊んだり楽しい時間を過ごした
「アネキ、今日帰れねーから」
携帯を切る
拓哉と瑠衣わ、海辺のホテルで食事をしていた。
「そろそろ花火あがるで…」
ドカッ~ン…バーン
一時間の花火が終わる
「タクヤ…部屋とったんだ、今日わ泊まろ」
部屋に入ると、優しく抱きしめる瑠衣
「タクヤ…」
ベッドに押し倒す
「翔太…」
ちゅ…
「タクヤ…いい?」
目を閉じる拓哉
「タクヤっ…」
ベッドの中で拓哉を裸にし、瑠衣も全て脱ぎ捨て拓哉を強く抱きしめる
「翔太…俺…怖い」
「大丈夫…優しくするから。」
唇が重なり…体も重なる